整形外科医を志したのは、学生時代に打ち込んだサッカーがきっかけです。日本サッカーの強化に貢献したいという思いから、キャリアの前半には、スポーツ整形外科と外傷整形外科に従事しました。競技者に多い、膝関節外傷に対する内視鏡手術を多数執刀し、日本女子代表の海外遠征にも帯同しました。

キャリアの後半は、関節疾患の診療に注力し、関節リウマチや加齢による変形性膝関節症の重症者に対する人工膝関節置換術を、2000例以上執刀しました。当院はご高齢の方の来院が多く、身体負担の少ない膝関節の再生医療にも積極的に取り組んでおり、遠方や海外から来院される患者様もいらっしゃいます。患者様がもし自分の家族だったらという思いを心に留めながら、これからも患者様にとって適切な医療を提供していきたいと思います。