
慶友脊椎脊髄センター
頚椎手術
腰椎手術
内視鏡手術
年間250件以上の手術実績。
内視鏡の手術も積極的に行っています。
手や足のしびれ・腰の痛みでお悩みの方、ご相談ください。
センター長の紹介

飯田 剛
資格・所属学会
医学博士(慶應義塾大学)
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定整形外科研修指導医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科専門医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医
受賞歴
2015年 日本脊髄障害医学会 学会奨励賞
2016年 日本整形外科学会基礎学術集会 優秀演題賞
2017年 慶應義塾大学医学部 三四会奨励賞
2018年 Orthopaedic Research Society Travel Award
2019年 International Society of Stem Cell Research Merit Award
2019年 International Society of Stem Cell Research Travel Award
2019年 日本腰痛学会 優秀演題賞
手術内容
腰椎椎弓形成術(椎弓切除術)
腰椎椎弓形成術(椎弓切除術)とは、背骨の腰の部分(腰椎)で神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されている部分を広げるために、骨や靭帯の一部を取り除く手術です。腰椎で神経が圧迫されると、足のしびれや痛み、歩きづらさなどが起こることがあります。この手術を行うことで、神経への圧迫を軽減し、症状の改善を目指します。
手術は、全身麻酔をかけて行います。背中から患部を開き、圧迫の原因となっている骨(椎弓と呼ばれる部分)や靭帯を一部切除し、神経の通り道を広げます。
手術時間:1椎間で30分程度
入院期間:1週間程度
後方椎体間固定術(TLIF/PLIF)
後方椎体間固定術(こうほうついたいかんこていじゅつ)は、腰椎に行う手術の一つで、腰椎同士を固定することで、痛みや神経症状の原因となる不安定性を改善することを目的として行います。
手術は、全身麻酔下に背中から手術を行い、神経を傷つけないように注意しながら圧迫の原因となる椎間板や骨の一部を取り除きます。その後、空いた椎間板のスペースにケージと呼ばれる金属や骨を挿入し、ズレないボルトやロッドで固定します。時間とともに椎体の骨がケージや移植した骨と融合していきます。
固定方法には、PLIF(Posterior Lumbar Interbody Fusion)とTLIF(Transforaminal Lumbar Interbody Fusion)という方法があります。
PLIFは背骨の両側から変性した椎間板を取り除き、代わりにケージと呼ばれる小さな器具や骨移植材を挿入して固定します。TLIFは背骨の片側から椎間を取り除き、ケージを挿入します。
手術時間:1椎間で60分程度
入院期間:2週間程度
腰椎側方椎体間固定術(XLIF)
XLIF(エックスリフ)とは、腰椎の手術を横向きの姿勢(側臥位)から行う新しい手術方法です。従来の腰椎手術はうつぶせ(伏臥位)で背中側から骨を削り、神経をよけながらケージというスペーサーを入れていました。しかしXLIFでは、脇腹(側腹部)に小さな切開を入れてアプローチするため、背中の筋肉や椎間関節を大きく傷つけずに手術を進めることができます。
この方法のメリットとして、まず出血量が少なく、体への負担が軽い点が挙げられます。また、脊柱(背骨)の後ろ側の骨や筋肉を大きく削らないため、痛みが比較的少なく、回復が早い傾向があります。そして、通常よりも大きなケージを挿入できるため、骨としっかり接触させて腰椎を安定させやすいのも特徴です。腰椎の並びが整うことで、脊柱管や椎間孔が広がり、神経の圧迫が間接的に解除されます。圧迫が取り除かれ、腰椎が安定すると、神経の血流も改善する可能性が高まり、残っている神経の回復力を引き出すことが期待できます。
なお、多くの場合、横向きの姿勢でケージを挿入した後、必要に応じてうつぶせで背骨をボルトやロッドで固定する工程があります。患者さんそれぞれの状態によって手術の方法や範囲は異なるため、主治医と十分に相談し、安全で効果的な治療を選ぶことが大切です。
手術時間:1椎間で60分程度
入院期間:2週間程度
経皮的バルーン椎体後弯矯正術(BKP)
BKP(バルーン椎体形成術)は、主に骨粗しょう症で背骨(椎体)がつぶれてしまう「椎体圧迫骨折」の治療に用いられる、比較的新しい手術方法です。通常、圧迫骨折の治療では、しっかり安静を保ちつつ、硬いコルセットで固定する保存療法が行われます。しかし、治療中にもかかわらず体を動かすときの痛みが長引く場合や、骨折した椎体がさらに押しつぶされて変形が進む場合などに手術が検討されます。
BKPはレントゲン透視を使う低侵襲手術の一つで、小さな筒を骨折した椎体に挿入し、その中から風船(バルーン)を椎体内部に通します。次に風船をゆっくり膨らませることで、骨折によって変形した椎体をできる限りもとの形に近づけます。続いて風船をしぼませ、空いた空間に骨セメントを注入して椎体を固め、安定化させます。これによって骨折部分が早期に固定されるため、寝返りや起き上がり動作などで生じる痛みが大幅に軽減することが期待できます。
手術時間:1椎体で30分程度
入院期間:1週間程度
内視鏡下腰椎椎間板摘出術(MED)
内視鏡下椎間板摘出術(MED:Microendoscopic Discectomy)は、腰椎椎間板ヘルニアの治療において、できるだけ体への負担を減らすことを目的とした「低侵襲手術」の一つです。従来の開放手術では、腰の皮膚を4~5cmほど切開して筋肉を大きくよけながら患部に到達していましたが、MEDでは特殊な内視鏡と細い器具を用いることで、1.5cm程度の切開でヘルニアを取り除くことが可能になりました。
具体的な手術の流れとしては、背中に小さな切開を行い、そこからチューブ状の器具を入れて筋肉を少しずつ広げます。さらに、そのチューブを通して内視鏡を挿入し、生理食塩水を流しながら視界をクリアに保ち、飛び出した椎間板(ヘルニア部分)を鉗子やラジオ波などの器具で切除します。傷口が小さいため、出血量や周辺組織へのダメージが少なく、従来の開放手術に比べて術後の痛みが軽減し、回復も早い傾向があります。
ただし、すべての椎間板ヘルニアがMEDで対応できるわけではありません。ヘルニアの場所や大きさ、患者さんの背骨の状態などによっては、別の手術方法を選択する必要がある場合もあります。
手術時間:1椎間で60分程度
入院期間:2−3日程度
頸椎椎弓形成術
頸椎椎弓形成術(けいつい ついきゅう けいせいじゅつ)とは、首の骨の後ろ側にある「椎弓(ついきゅう)」という骨を一部切開し、その間に人工骨(スペーサー)を挿入して脊髄の通り道(脊柱管)を広げる手術です。首の部分にある大きな神経である脊髄が、背骨や靭帯の変形などで圧迫されると、手足のしびれや力が入りづらいなどの症状が現れます。椎弓形成術によって脊柱管を拡げることで、圧迫を軽減し、症状の改善を目指します。
この手術は頸椎に生じるさまざまな疾患(たとえば頸椎症性脊髄症など)に対して行われ、全国的にも脊椎手術の中で最も多い手術の一つといわれています。
適応疾患
当院で主に治療を行っている症例について説明します。
慶友脊椎脊髄センターは首(頚椎)背中(胸椎)腰(腰椎)の病気、各種痛みの診断や治療に特化ています。
特に脊椎疾患はCTやMRIといったかなり大規模な検査機器でないと確定診断できない病気のひとつです。
当院では大学病院並みの最新鋭検査機器で脊椎疾患の診断を行いその治療方法を迅速に判断します。
以下に示す疾患以外にも患者様の症状から的確な診断が下せるよう丁寧な診察と検査を心がけています。
手術実績
当院で主に治療を行っている症例について説明します。 当院は、大学病院並みの最新鋭検査機器で脊椎疾患の診断を行い、その診断に基づいて適切な治療内容を提案します。 特に脊椎疾患はCTやMRIといったかなり大規模な検査機器でないと確定診断できない場合が多く存在します。
開院から多くの患者様に手術治療を提供し、すべての患者様にご満足いただける結果を提供しております。